解消法 背中猫背を解消する対処方法や対策・原因・特徴について

解消法 背中猫背を解消する対処方法や対策・原因・特徴について

背中猫背でお困りの方はたくさんいらっしゃいます。背中猫背な方、イコール高齢者ではなく、現代はオフィスワーカーにも多く表れる症状です。サービス業、とくに事務職の方が多くなった現代、1日に7時間も、8時間も座った姿勢で仕事をします。書き物をしたり、パソコンと対峙する姿勢は…

背中猫背とは

背中猫背でお困りの方はたくさんいらっしゃいます。背中猫背な方、イコール高齢者ではなく、現代はオフィスワーカーにも多く表れる症状です。サービス業、とくに事務職の方が多くなった現代、1日に7時間も、8時間も座った姿勢で仕事をします。書き物をしたり、パソコンと対峙する姿勢は、猫背の姿勢を作りやすい環境です。

それに気づいた際は、すでに肩こり、腰痛、眼精疲労などで困る症状が出ています。猫背な状態を「キャットバック」と称し、何ともかわいい言葉も使われるようになりました。また「マウスシンドローム」という言葉も使われるようにもなりました。長時間パソコンを操作し、マウスを片手に仕事をしている背中猫背の方を指し示すキーワードです。

そんな多くの方は、体の不調をうったえ、マッサージを受けたり、整骨院で治療を受けたりしています。いわゆる対症療法ということです。一時は体が楽になり、すっかり気持ちも爽快になりますが、いつもの生活習慣をつづけることで再び悩まされます。背中猫背の原因を突き止め、解決しない限り苦しみ続けます。

理学療法士や整体師、スポーツトレーナーであれば、痛みを引き起こしている原因を突き止め、助言を与えることでしょう。骨の変形性の症状であれば、レントゲンやMRIを撮ることで原因を追究できますが、筋肉性の柔軟性欠如、筋力弱化はレントゲンでは原因追及できません。動きの「質」や「姿勢」を評価してもらわなければなりません。

背中猫背の特徴(症状)や原因

背中猫背の状況をアッパークロスシンドローム(上部交差症候群)と呼びます。首の後ろの筋肉(上部頚椎)が硬くなったり、首の前の筋肉が弱くなったりすることで、頭部が前方へ突出するような姿勢へと変異していきます。もちろん加齢による筋力弱化や柔軟性の欠如といった要因はありますが、働き盛りのオフィスワーカーにとっては、意識の問題と言ったところでしょうか。

長時間にわたる同じ姿勢を取り続けること、姿勢の重要性を認識していないことは背中猫背を招きます。そして両腕をデスクの上に乗せ、肩が前方へ傾くことで腕の付け根(大胸筋や小胸筋)周辺の柔軟性が欠如し、より頭部を前方へと引き寄せる力が発生してしまいます。

人体の脊柱には全身をコントロールする、重要な神経が通る管の役割も果たしております。極度に脊柱のアライメント(形状)が、人間本来の姿勢からかけ離れてくると、違和感やしびれ、麻痺といった症状を感じさせてしまいます。とくにパソコンを使用していると上部頚椎にかかわる筋肉群が柔軟性を失い、脊柱の配列を崩すような姿勢へといざない、圧迫される神経は偏頭痛や眼精疲労へと症状を誘発させます。

読書の時の姿勢、書き物をする時の姿勢、パソコンやテレビ画面を見る姿勢不良は猫背を作るだけでなく、不調をきたす原因となります。それら症状が知覚された時に、できるだけ早期に体を動かす、作業姿勢を正す、ストレッチをしてみるなどの対処が必要です。

背中猫背の対策

背中猫背になることで、手のしびれ、肩こり、腰痛、偏頭痛などの諸症状が現われることがあります。そんなときは、消炎鎮痛剤の湿布や薬剤を塗布することで症状が緩和することも期待できます。また整骨院での電気治療などの物理療法も良いでしょう。整体、カイロプラクティック、鍼灸などの治療も即効性を感じられるはずです。

またご自身で肩周りの筋肉をストレッチすることで楽になります。硬くなりやすい筋肉としては、首から肩甲骨にかけて付着する僧帽筋、肩甲骨と脊柱の間にある菱形筋、腕と胸骨をつなぐ大胸筋や小胸筋といった筋肉をストレッチすることで、不良姿勢の解消になります。

僧帽筋のストレッチ方法は、一度両肩を頭部の方へ力いっぱい引き揚げる動作を10回程繰り返した後、ゆっくりと頭部を両側へ倒し、首の再度のストレッチを感じるように行えばほぐれます。菱形筋はテニスボールを活用することでほぐせます。仰向けになり、テニスボールを肩甲骨と脊柱の間に当てて万歳運動をしたり、体幹部を上下に動かし痛みの出るか所を丁寧にマッサージすることでほぐれます。

大胸筋は、両腕を体の後ろで手を組み、ゆっくりと後方へ移動させることでストレッチが聞いてきます。あるいはうつぶせ状態でテニスボールを大胸筋に押しあてて体幹部を上下左右に動かしてみて、痛みの誘発するポイントを丁寧にほぐすことでも有効的です。菱形筋にしろ大胸筋にしろ、特に痛みが出やすい箇所、痛みが出やすい側をほぐします。左右では同じ痛みレベルとも限りませんし、右は痛くても左は痛くないということもあります。

背中猫背の解消方法

上述の対症療法を行っても、根本原因を解決したということにはなりません。背中猫背になってしまう原因は2つあります。1つは前述のアッパークロスシンドロームという症状です。首の後ろの筋肉が硬くなったうえ、首の前の筋肉が良くなっているという状況に加え、肩甲骨の位置がずれているということです。

左右の肩甲骨の位置を近づけるための筋肉として僧帽筋や菱形筋が挙げられますが、この筋肉が弱くなることで上背部が丸みを帯びた状態へいざないます。さらに大胸筋や上腕二頭筋といった腕の筋肉が柔軟性を失うことにより、背中猫背の状態を助長します。鶏が先か、卵が先かといった観点にはなってしまいますが、胸と背中は拮抗関係にあります。

胸の柔軟性が失われていること、背中の筋力が弱いことがこのアッパークロスシンドロームを引き起こします。首の筋力強化も重要で「チンタック」と呼ばれるエクササイズが有効的です。顎を喉仏へ引き込みながら、同時に頭頂部を天井へと持ち上げる動作が首の前の筋肉群を強化します。2つ目の原因は骨盤の「後傾」です。正常な骨盤位置からおへそを引き込むような形で骨盤が後ろへ傾くことを「後傾」と呼びます。

椅子に座ると、どうしてもこのように後傾位置へ体勢を変化さると腹筋群が休まり、楽な姿勢となります。それゆえ簡単に骨盤後傾は起きやすいです。これを防ぐためには鼠径部に位置する腸腰筋(骨盤、腰椎から大腿骨へとつなぐ筋肉)をトレーニングすることです。立位でも座位でも姿勢を正し、片足ずつ持ち上げる動作をすることで強化できます。動作中に脊柱のアライメントを崩すことのない様に配慮します。

背中猫背のまとめ(未然に防ぐ方法など)

背中猫背を解消するためには、適切なストレッチや筋トレ、意識の変革が必要になります。これらは地道に行っていく必要があり、今行うことですぐに解消できるものでもありません。日常で意識して行っていくことが必要です。それゆえ、専門家の指摘事項として捉えれば、行動も変わるはずです。

一度専門家に姿勢診断をしてもらうと言うことも、良いかもしれません。もし変形性の症状が疑われる、気になると言った場合は整形外科でレントゲンを撮ってもらい、医師に診断してもらうことが良いかもしれません。近年は背中猫背で悩む方が多いため、姿勢矯正の補整下着や、姿勢矯正ベルトなども商品開発されています。

専門店で姿勢測定をしてもらい、自分に適した補整アイテムを利用すると言う手段も有効的です。アイテムで姿勢を補正しながら、適宜ストレッチや筋トレを行い、猫背姿勢を作ってしまう「生活習慣」のサイクルを断つように心がけることが重要です。猫背な姿勢は自分の体調不良を引き起こすだけでなく、対人関係でも良い印象を与えません。

不良姿勢はどうしても元気がない、疲れれている、機敏性に欠けそうなどの印象を相手に与えかねません。高齢の方は姿勢が正しいことで、周囲に与える印象はプラスに転じるはずです。事実姿勢が正しいということは、脊柱に通る神経の電気伝達が効率よくなり、血流も滞ることなく、脳機能や四肢の運動機能に与える不良要因を取り除くことができます。背中猫背から解放される生活を手に入れましょう。

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