cドライブ容量不足を解消する対処方法や対策・原因・特徴について
cドライブ容量不足とは
現在のWindowマシンにとってcドライブとはOSやプログラムが入っているところです。HDD(ハードディスクドライブ)が主流ですが、最近ではSSD(ソリッドステートドライブ)も多くなってきました。その昔フロッピーディスクにOSやプログラムが収まるほど小容量だったころはAドライブに起動用フロッピーディスク、Bドライブにデータ用フロッピーを入れて運用していました。
その後HDDが普及して、データ保存用として利用されたためにBの次のcドライブが当てられましたが、HDDにOSやプログラムを全部入れるようになってもcドライブのまま運用されています。よって追加のHDDやCD/DVD/BDドライブなどは、D以降のアルファベットがつけられています。
現在では、Windowsマシンでは、cドライブから立ち上がるのが標準でcドライブが何らかの理由で読み込めないとするとコンピュータが一切使えないということになるわけです。HDDも大容量化していますので、要領不足(記録するためのスペースが足りない)ということは昔のような使い方であれば、あまりおきにくくはなったのです。
インターネット等の高速化により、扱うファイルが、文章ファイルから画像へさらには動画へさらに高画質動画(最近は4k画質の実験配信も行われています。)により、保存したいファイルの要領が飛躍的に伸びているためにHDDの大容量化を超えてしまうことも多いようです。
cドライブ容量不足の特徴(症状)や原因
なぜ容量不足が起こるかというと、単に記録しているものの容量が多いからです。身もふたもないですが、原因はこれです。実際には本当に記録できないくらいに満タンに記録する前にさまざまな問題(症状)が起きるために容量不足が引き起こす特徴を知らないと「まだ記録できるはずなのに」容量不足が原因で起こるトラブルにあったときに「原因不明」で困ることになります。
容量不足によって起こる症状で一番多く、厄介なのが「速度低下」です。データの保存の時のみならずプログラムの実行のざまざま名段階でコンピュータの実行速度の低下を引き起こします。単にネットサーフィン時でもプログラムを実行していますので、速度低下を招きます。
コンピューターが古くなったので遅くなったという事案の半分はこれだと思います。HDDに開きスペースが十分にあると連続した領域に書き込めるためHDD本来のスピードで読み書き可能ですが、追加削除を繰り返した挙句に容量不足になると1つのファイルであっても(コンピュータに表示される上では1つであっても)実際には細切れでHDDに記録されるため読み書き時の速度が低下します。
今のWindowsマシンは本体メモリが足りないとHDDに肩代わりさせてプログラムを動かすためHDDの読み書きが低下すると全体の速度が著しく低下するのです。速度は人の体感なのですが、「最近遅い気がするな」と思ったら容量不足が原因だったということが少なくありません。
cドライブ容量不足の対策
仕事用でも私用でも保存しておきたいファイルの容量は増える一方ですので、HDD(またはSSD)の容量を増やすのが解消法です。しかし、前述のような速度低下を引き起こさないためにはcドライブの容量を増やすだけでは対応できません。cドライブの容量がいくら多くても、ファイルの読み書き数が多ければ結局HDDのファイルが断片化してしまい速度を低下させます。
さらにOSやプログラムが入っているcドライブを交換するのは、新規にPCを買って入れ替えるより手間がかかることを覚悟しなければなりません。なので、追加のデータ保存用のドライブを用意するのがベターな方法です。cドライブには、OSやプログラムのインストールだけにします。
OSやプログラムは一度保存されるとアップデートなどを除くとほとんど追加削除がないため、断片化が起こりにくく、HDD要因による速度低下を抑えることができます。では、それ以外のデータはどこに保存すればよいでしょうか。第一候補はUSB接続のHDD(SSD)です。デスクトップ、ノートともに使用することができますし、用途に合わせて複数用意することは可能です。
USBケーブル1本で電源供給するものもありますので、非常に使いやすいです。最近はネット上に保存できるクラウドサービスも大容量化が進んでいますので、用途と容量によって使い分けるのが賢明です。OSやプログラムをインストールするドライブとデータ用のドライブの分離が対策になります。
cドライブ容量不足の解消方法
データ用のドライブが用意できたら、cドライブのドキュメント、ピクチャ、ミュージックなどのフォルダは全部移動してしまいましょう。移動先のフォルダ名はなるべく変えないのがお勧めです。変えてしまうとファイルが迷子になりやすいです。ファイル保存のときにファイル保存先を指定する必要があるときは忘れずに追加したデータ保存用のドライブを指定しましょう。
プログラムが、データ保存先をcドライブの特定のフォルダにしている場合は、単に移動してしまうと「ファイルがありません」といわれて、動かなくなってしまうためプログラムごとに設定してあげる必要があります。一度指定するとその後は追加したドライブを参照してくれるものも多いのでそれほどわずらわしいことは多くありません。
プログラムのインストールは今までのまま、cドライブに行います。通常のインストールプログラムはcドライブをインストール先を指定しているはずなので、こちらは変わりません。
現時点で速度低下などの問題が起きていない状態で、データ用のドライブへの引越しができた場合は、そのまま利用することができますが、現時点で速度低下を引き起こしている場合は、データファイルの引越しを済ませた上でデフラグを行うことで問題が解消する場合があります。windowボタン(画面左下のマーク)からコントロールパネル、システムとセキュリティ、管理ツールと進み、「ハードドライブの最適化」を行ってください。状況によっては数時間PCの速度が低下するため夜間などPCを使わない時間帯に行ってください。
cドライブ容量不足解消のまとめ(未然に防ぐ方法など)
cドライブ容量不足によるトラブルとしては速度低下が多いのですが、そのまま使用することにより最悪OSクラッシュ、もあります。そこまでいかなくても再起動を繰り返す、固まる(フリーズ)、ファイルが開けないなどの症状を起こすことがあります。理想はPCを購入した時点でOS用とデーター用を分けてしまうのが理想です。
容量不足によるトラブルを未然に防ぐことができますし、ほかにも多くのメリットがあります。PCを買い換える際に引越しの手間が最小限で済みます。必要なデータはPCとは別にありますので、データの引越しの手間がまったくありません。加えてPCが壊れてしまったときもデータドライブ自体が無事であれば最小限度の被害で済みます。
実はHDDは1つのドライブの容量が大きくなればなるほど速度が低下します。データドライブを外付けにすればドライブを追加購入することで容量は無限に増やせます。もちろんデータファイル用のドライブ(HDD)も機械ですから壊れる可能性はありますのでバックアップが必要ですし入れ替えも必要ですが、OSと同じドライブよりも壊れる危険が少ない。
丸ごとファイルコピーするだけでまったく同じものが作れるためOSと分離させることでメンテナンス性、安定性が格段に向上します。cドライブの容量不足のメッセージが出たときにはすでにcドライブ内にさまざまな問題を抱えている場合がほとんどです。そうならない前に対応することは貴重なデータや時間を失わずにすむ有効な方法です。
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